元日経新聞編集局長・斎藤史郎氏が絵画展、中国農村風景も画材に=「絵と文筆“2刀流”に挑戦」―東京銀座

八牧浩行    2014年9月18日(木) 12時11分

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16日、元日本経済新聞社編集局長で現日本経済研究センター研究主幹の斎藤史郎氏の絵画展「家と荒野と人間」が、東京・銀座で始まった。渋い色彩と重厚な造形力が魅力で、話題を呼んでいる。写真は絵画を鑑賞する小泉進次郎復興大臣政務官と斎藤氏。

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2014年9月16日、元日本経済新聞社編集局長で現日本経済研究センター研究主幹の斎藤史郎氏の絵画展「家と荒野と人間」が、東京・銀座で始まった。渋い色彩と重厚な造形力が魅力で、話題を呼んでいる。

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同氏の絵画展は12年2月以来2回目。今回は中国の東北部ハルビンや華南の水郷の村、トルコ・イスタンブール、クロアチアなどに画材を求めて旅をし、主に古い農家や老人を描いている。「ハルビンのおじさん」「晩秋のクロアチア」「イスタンブールの親爺」など150号の大作から小品まで15点が展示されている。

絵画展初日のオープニングパーティには、武藤敏郎大和総研理事長・2020年東京五輪組織委員会事務総長、宮内義彦オリックス・シニアチェアマン、杉田亮毅日本経済研究センター会長、朝比奈豊毎日新聞社長、政治ジャーナリスト田勢康弘氏ら各界の多数が出席した。

斎藤氏は「描くのはいつも老人や古い小屋、荒れた大地。風雪に耐えた揺るぎのない確かな世界がたまらなく好きです。“2刀流”ともいうべき絵への挑戦ですが、今後も真剣に勉強していきたいと思います」と静かに語っていた。

同展には小泉進次郎復興大臣政務官も駆け付け、一時間ほど斎藤氏らと談笑しながら絵画鑑賞を楽しんでいた。

斎藤氏は慶応大学美術部で活躍し、1974年の二元展で入選。2009年に松涛美術館展奨励賞を受賞。日経役員退任を機に本格的に創作活動に取り組み、2011年の二元展新人賞を受賞した。同展はジャンセン美術館「銀座アートスペース」で9月23日(火)まで開催されている。(八牧浩行

■筆者プロフィール:八牧浩行

1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務めたほか、欧州、米国、アフリカ、中東、アジア諸国を取材。英国・サッチャー首相、中国・李鵬首相をはじめ多くの首脳と会見。東京都日中友好協会特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著・共著に「中国危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外国為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。

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