遅れに遅れる中国本土での新型iPhone販売、来年以降にずれこみか―台湾紙

Record China    2014年9月17日(水) 22時19分

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16日、台湾紙・科技新報は中国本土での新型iPhone発売は2015年にずれこむと報じた。販売の遅れに不満を持つ中国ネットユーザーは続々とネットに皮肉を込めた写真をアップしている。写真は中国ネットユーザーがアップしたジョーク版“iPhone6”。

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2014年9月16日、台湾紙・科技新報は中国本土での新型iPhone発売は2015年にずれこむと報じた。

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世界最大の携帯電話市場となった中国。iPhoneはハイエンド市場で確固たるブランドを築き、アップル社の利益に貢献している。2014年第3四半期の業績報告によると、中国市場での販売台数は前年同期比48%増と急成長。大中華圏の営業収入は前年同期比28%増の59億3500万ドル(約6360億円)を記録した。ティム・クックCEOは中国市場の業績は予想以上とコメントした。

新たに発売されるiPhone6、iPhone6 Plusのヒットも期待されていたが、中国本土は初期販売国から漏れた。そればかりか年内の販売開始も厳しい状況だという。消息筋によると、中国当局のネット接続許可を申請したが、2度にわたり却下されている。再申請が必要だが、いつ許可が得られるのかは予測すらできない状況だ。アップル社は通信方式や周波数帯を調整した中国本土向けモデルを用意。すでに30万台を生産したが現在では製造を中止しているという。当初は1000万台以上の在庫を準備する予定だった。

またアップル社は許可が得られなかったことをパートナー企業に通知しなかったため、販売準備を進めていた携帯電話会社は肩すかしを食ったとある関係者は話している。(翻訳・編集/KT)

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