2014年9月12日、CNNはイスラム過激派「イスラム国」に韓国人が戦闘員として参加していると報道した。15日付で韓国・中央日報が伝えた。

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先ごろイラク軍に捕らえられたサウジアラビア人の「イスラム国」戦闘員ハマド・アルタミミの証言による。アルタミミは「シリアにおいて約270人の新入隊員と1週間の訓練を受けた際、韓国、中国、米国、カナダ、ドイツ、フランス、ノルウェー、エジプト、ソマリアなどから来た青年らも一緒だった」と語った。

韓国政府関係者は14日、「『イスラム国』に韓国人がいるかどうかは未確認」としている。韓国政府は韓国人が「イスラム国」に参加している可能性は低いとしているが、最近「イスラム国」に流入した多数の外国人に韓国人が含まれている可能性は排除できない。一部ではアルタミミの語った「KOREA」は北朝鮮のことではないかとの見方もある。

米中央情報局（CIA）は「イスラム国」には80カ国から1万5000人の外国人が参加しているとみている。「イスラム国」は03年に起きたイラク戦争を「米国によるイラク侵攻」と定義、対西側強硬闘争を展開している。（翻訳・編集/YM）