2014年9月13日、台湾・中央通訊社は記事「愛国心を高めるために、韓国が潜水艦に烈士の名前を採用」を掲載した。

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柳寛順は1919年の三・一運動のデモに17歳で参加した女性。事件後、懲役刑を科され獄死したと伝えられた。韓国建国後に勲章が授与され、独立烈士と呼ばれている。もっとも「判決を受けた法廷で裁判長に椅子を投げつけた」「旧日本軍が四肢を切断した」などの話は誇張されたものであることが明らかとなっている。今春には一部歴史教科書から記載が消え、教科書会社の意図をめぐって論議を呼んだ。

韓国紙・朝鮮日報によると、教科書への不記載問題を踏まえ、愛国心高揚のために海軍は新型潜水艦に「柳寛順」の名前を付けることを決めたという。韓国の艦艇は歴代王朝の君主、将軍、抗日英雄、地名が採用されており、女性の独立烈士の名前が採用されるのは異例となる。（翻訳・編集/KT）