日系米国人コメディアン、カンタス航空の客室乗務員に「人種差別された」と訴え―英紙

Record China    2014年9月13日(土) 17時49分

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10日、日系米国人コメディアンがカンタス航空の乗務員に人種差別されたとSNSで訴えている。資料写真。

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2014年9月10日、英紙デイリー・メールによると、日系米国人コメディアンのポール・オガタ氏がカンタス航空の乗務員に人種差別されたと訴えている。11日付で環球時報(電子版)が伝えた。

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オガタ氏はロサンゼルス発オーストラリア行きのカンタス航空機内で、客室乗務員の男性に機内食を注文する際、「ビーフ(牛肉)」メニューを頼んだ。すると乗務員は大げさに驚いた表情をして「アジア風チキンを食べないのか?アジア人の面汚しだな」とオガタ氏に言った。周囲のオーストラリアの白人は大笑いしていたという。

ハワイ出身で今年45歳のオガタ氏は、怒りを抑えながらにらんだと自身のブログのなかで語っている。さらに「アジア風チキンをアジア人が食べなければならないなら、ビーフはいっそのこと『白人風ビーフ』と名付ければいいのに」と皮肉った。

カンタス航空は「同便の客室乗務員の責任者2人は何の苦情も受けていない。企業としてはソーシャル・メディアに現れて初めて今回の事件を知った」と説明。「カンタス航空は多元文化を有する企業であり、約100カ国のスタッフを抱えている。人種差別はあってはならない。今回の報告を真摯(しんし)に受け止めている」として、内部調査を進めていることを明らかにした。(翻訳・編集/本郷)

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