「So Young 過ぎ去りし青春に捧ぐ」中国で大ヒットのヴィッキー・チャオ初監督作、13日日本公開

Record China    2014年9月12日(金) 17時39分

拡大

12日、中国の人気女優ヴィッキー・チャオの初監督作「So Young 過ぎ去りし青春に捧ぐ」が今月13日に日本公開される。

(1 / 3 枚)

2014年9月12日、ジョン・ウー呉宇森)監督の「レッドクリフ」(08)2部作、チャウ・シンチー(周星馳)主演の「少林サッカー」(01)などに出演した中国の人気女優、ヴィッキー・チャオ(趙薇)。初監督作「So Young 過ぎ去りし青春に捧ぐ」が今月13日、日本公開される。

その他の写真

1990年代の中国。18歳の女子学生チョン・ウェイ(ヤン・ズーシャン、楊子[女冊])は、期待に胸をふくらませてキャンパスに足を踏み入れた。好きだった先輩を追い、同じ町の別の大学に進学したのだ。ところが、先輩はすでに米国留学に旅立っていた。はしごを外され落ち込む彼女を、優しい友人や先輩が元気づける。

持ち前の明るさで大学生活を謳歌するチョン・ウェイはある日、真面目で無口な男子学生シアオチョン(マーク・チャオ=趙又廷)と出会う。性格は正反対、顔を合わせればけんかの二人だったが、チョン・ウェイの気持ちは次第に恋心に変わる。やがて二人は恋人同士となり、幸せな大学生活は瞬く間に過ぎる。卒業の季節。二人は人生の転換点に差しかかる──。

ヴィッキー・チャオの北京電影学院監督科修士課程卒業作品。同学院で過去最高の評価を得たという。中国の若者世代、いわゆる「70後」「80後」(70、80年代生まれ)の青春をみずみずしく描き、興行収入7億元(約120億円)を突破する大ヒット。ハリウッド大作がひしめく13年の中国興収番付で3位に食い込んだ。

舞台となった90年代、中国は改革開放の波にもまれ、社会的価値観や市民生活が急激に変化していた。香港スターの写真、英国バンドのヒット曲。海外から流れ込む文化に、若者たちは心躍らせていた。ロケ撮影は当時の雰囲気が残る場所を探し、中国各地の大学10カ所以上で行われた。

人気、実力とも中国を代表する女優の一人、ヴィッキー・チャオの初監督作だけに、俳優やスタッフも豪華だ。製作は「ルージュ」(88)、「藍宇 情熱の嵐」(01)などの香港出身スタンリー・クワン(關錦鵬)監督。シアオチョン役には「モンガに散る」(12)で注目を集めた台湾のマーク・チャオを起用した。

中国経済が上昇気流に乗り始め、誰もが未来に夢を抱いていた時代。急速に変わる中国社会では、90年代も懐かしむべき古き良き「あのころ」のようだ。シンプルでストレートな青春恋愛映画が、なぜ今中国で大ヒットしたのか。背景を考えつつ観ても面白い。(文/遠海安)

「So Young 過ぎ去りし青春に捧ぐ」(2013年、中国)

監督:ヴィッキー・チャオ

出演:マーク・チャオ、ハンギョン、ヤン・ズーシャン、ジャン・シューイン、チャン・ヤオ、リウ・ヤーソー、ジョン・カイ、バオ・ベイアル

9月13日、新宿シネマカリテほかで全国順次公開。

 

作品写真:(C)2013 HS Media(Beijing)Investment Co.,Ltd.China Film Co.,Ltd.Enlight Pictures.PULIN production limited.Beijing Ruyi Xinxin Film Investment Co.,Ltd.Beijing MaxTimes Cultural Development Co.,Ltd.TIK FILMS.Dook Publishing Co.,Ltd.Tianjin Yuehua Music Culture Communication Co.,Ltd.All rights reserved.

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携