2014年9月11日、中国映画「有一個地方只有我們知道」のクランクアップ発表記者会見が北京で行われ、韓流人気グループ・EXO（エクソ）の華人メンバーのクリス（呉亦凡/ウー・イーファン）が、脱退騒動から初めて姿を見せた。新浪が伝えた。

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EXOのクリスは、中国出身でカナダ国籍の華人メンバー。今年5月、所属事務所エスエムエンターテインメントを相手に、不合理な契約内容を理由として専属契約の無効を求める訴えをソウル中央地裁に起こしている。

11日、中国映画デビュー作となった「有一個地方只有我們知道」のクランクアップ発表記者会見に出席。4カ月ぶりに公式場面で姿を見せた。この日のステージでは、米歌手ジョン・レジェンドの「All Of Me」を歌い、これも脱退騒動から初めて歌声を聞かせたことになる。

同作のメガホンを取ったのは、中国の人気女優で映画監督のシュー・ジンレイ（徐静蕾）。クリスについては個人資料や動画を見て興味を持ち、実際に会ってみて起用を即決したという。クリスについて、「予告フィルムでも分かるように、まだまだ未熟とはいえ、とても頭が良くて勘がいい。私の選択は間違っていなかった」とコメント。さらに、「彼は未来の大物スター」と、俳優としての可能性にも太鼓判を押していた。（翻訳・編集/Mathilda）