米海軍大将が中国との協力を重視、「中国は各国の脅威、でも600年間海上戦をしていない」―米メディア

Record China    2014年9月13日(土) 3時8分

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10日、米メディアはこのほど、米海軍作戦部長ジョナサン・グリーナート大将の見解を取り上げ、中国と建設的な関係を作ることの重要性を説いた。写真は米海軍の空母「ミッドウェイ 」。

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2014年9月10日、環球時報(電子版)によると、米メディア「ナショナル・ディフェンス」は8日、「米国がアジア太平洋地域に焦点を移したのは、貿易と安全保障の問題における国際協力を奨励するためで、日々高まる米中間の緊張状態に対応するためではない」との米海軍作戦部長ジョナサン・グリーナート大将の見解を取り上げた。

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中国海軍の呉勝利(ウー・ションリー)上将との会談を終えたグリーナート米海軍作戦部長によると、米海軍は現在太平洋でいくつかの連合計画を実施している。

中国は西太平洋とインド洋に勢力を拡大し、世界規模の海軍になろうとしている。しかしこれは米国の取る勢力拡大の方法とは異なる。中国は環太平洋合同演習への参加を通じて積極的に海上行為の国際基準に従おうとしている。グリーナート米海軍作戦部長は呉上将を「ここ数カ月で最も多く提携協力をしているアジア太平洋地域の海軍将官」であると述べた。

ここ数年の海軍艦艇数の増大により、中国は各国の脅威となり始めている。しかし中国は600年もの間、海上戦には参加していない。カーネギー国際平和基金のダグラス・パール副会長は「彼らは戻ってきた。しかし道のりは平坦ではない」と述べている。

米国はアジア太平洋地域で中国、インド、日本、マレーシアを含んだ海軍ネットワーク組織を作ることを望んでおり、そのためには中国との提携協力を改善しなければならない。グリーナート米海軍作戦部長は「我々は中国と建設的な関係を作らなければならず、中国と共に繁栄していく潜在力がある。私は中国が一つのカギになると考えている」と述べている。(翻訳・編集/酒井)

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