広西貝丘遺跡、推定1歳の幼児の墳墓が発掘―中国

Record China    2014年9月12日(金) 15時47分

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11日、考古学者らはこのほど、広西チワン族自治区扶綏県敢造貝丘遺跡の発掘作業で、新石器時代の60数基の墳墓を発見した。

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2014年9月11日、考古学者らはこのほど、広西チワン族自治区扶綏県敢造貝丘遺跡の発掘作業で、新石器時代の60数基の墳墓を発見した。光明日報が伝えた。

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広西文物保護・考古研究所の職員は、「4カ月余りの発掘作業を経て、調査隊は大量の石製品、特に数が豊富で形状がさまざまな研磨器、小規模な石製品密集区を発見した。出土品の種類と堆積の状況から見ると、ここは石器の加工場所だったと思われる。また、同遺跡からは一定量の骨角器、貝器、陶器の破片が見つかった。他にも多くの水生動物、哺乳類動物の骨が見つかっている。出土した道具や動物の骨を見ると、当時この地域に生活していた紀元前の人類の、狩猟・採集経済が非常に発達していたことが分かる」と説明した。

今回の発掘作業では、幼児の墳墓が1基見つかった。年齢はわずか1歳ほどで、骨の保存状態が良好だ。横を向きで四肢を曲げ、自然な寝姿をしていた。これは広西チワン族自治区内で発見された、新石器時代の最も若い人間の墳墓となっている。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)

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