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2007年7月3日、国家発展改革委員会は中国の耕地面積は2010年に1億2000万ha以上となり、穀物の総合生産能力も5億トン以上になるとの見通しを発表した。
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2007年7月3日、国家発展改革委員会は、「全国農村経済社会発展第11次5か年計画」を提出した。
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その中で2010年までに全国の耕地面積は1億2000万ヘクタールを超え、穀物の総合生産能力も5億トン以上になるとしている。
農村経済の発展目標として、農業総生産のうち牧畜業が占める割合を38%まで引き上げること。農村労働力を4500万人とし全国都市化率を47%に引き上げること。農民1人当たりの平均純収入が4150元(6万6400円)以上になり、そのうち42%以上が農業以外の収入であることなどが掲げられている。
この計画は農村経済発展のための道標として作成され、農業構造改革や農業生産力改善に役立てられるもの。ちなみに2005年の全国穀物生産高は4億8400万トン、農業総生産のうち牧畜業が占める割合は33.7%であった。(翻訳・編集/本郷智子)
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