日中関係が決定的に破綻した後には、どんな世界が待っているのか―中国メディア

Record China    2014年9月11日(木) 6時50分

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9日、BWCHINSE中文網は「日中関係が決定的に破綻した後の世界」と題した記事を掲載、西側が強い中国を認めるようになり、米国と中国を中心とした平和な時代が来ると主張している。写真は山西省の九龍壁。

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2014年9月9日、BWCHINSE中文網は「日中関係が決定的に破綻した後の世界」と題した記事を掲載、西側が強い中国を認めるようになり、米国と中国を中心とした平和な時代が来ると主張している。以下はその概要。

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中国の釣魚島尖閣諸島)防衛がレベルアップし、苦心して作り上げた日中友好がもろくも崩れ去った。今後日本が受ける制裁は極めて厳しいものになるだろう。

日本は釣魚島問題で中国との緊張関係を続け、第二次安倍政権発足後は「中国脅威論」を掲げて国内改革、集団的自衛権の解禁を推し進め、両国関係をさらに後退させようとしている。釣魚島問題で中日が開戦すれば、米国は必ず介入してくる。中米日の全面戦争を発端とした世界大戦の結果はとても想像できるものではない。

多くのメディアが中国を、武力を振りかざして権勢を拡大しようとする国家として描いている。中国の国力が高まることで世界の勢力図が塗り替わり、米国さえもその台頭を正視せざるを得なくなり、共存の道を模索している。

大局的に見れば、「強い中国」の下で世界情勢が再編され、次の百年に向けて変化しつつある。今後は米国をはじめとする西側のシステムが成熟期に入り、中国をはじめとする非西側のシステムが認められるようになってくるだろう。

これは、強い中国を認めるということを意味する。強くはないという声もあるかもしれないが、国外から見れば中国はすでに米国以外のあらゆる国から恐れられるほどに強くなっている。

今後、中心となる中国と米国という二大国は、世界を震撼させる実力を有し、影響力は世界中に広がる。生活水準が向上し、中国の民主プロセスが進めば、中米両国が協力することによる利益は戦争による利益を上回り、全面戦争が起こることはなくなるだろう。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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