2014年9月9日、米誌フォーブスは、11月に中国・北京での開催が期待される日中首脳会談について「安倍晋三首相は冷遇され、雪解けは難しい」との予測記事を掲載した。環球時報（電子版）が伝えた。以下はその概要。

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中国はこのほど9月3日を抗日戦争勝利記念日に決めた。戦後69年たっての制定は、日本の侵略の記憶を鮮明にとどめるだけでなく、反日感情の高まりを保つ目的がある。また、日本の無条件降伏を忘れないためでもある。これらの重要な歴史は、現在の中国が主張する領土主権の基礎となっている。

中国は安部首相が敗戦の歴史と条件を粉飾し、混乱させ、修正しようと考えていると認識している。それを日本軍国主義に対する歴史の「判断」ととらえており、一貫して警鐘を鳴らしてきた。

11月に開催が期待される日中首脳会談で、果たして雪解けは訪れるだろうか。恐らく実現はしても実のあるものにはならず、安倍首相は最低の外交儀礼を受けるだろう。日中関係はこう着状態が続くと予想される。（翻訳・編集/AA）