安倍首相の内閣改造に見る対中友好姿勢=日中首脳会談実現か―香港メディア

Record China    2014年9月8日(月) 7時0分

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6日、香港・大公網は記事「内閣改造に秘められた善意=日中首脳会談実現の転機か」を掲載した。日本の安倍晋三首相は3日、内閣改造後の新閣僚リスト、自民党三役を発表した。新内閣の顔ぶれは対中友好姿勢を示すものとして注目されている。写真は自民党ポスター。

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2014年9月6日、香港・大公網は記事「内閣改造に秘められた善意=日中首脳会談実現の転機か」を掲載した。

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日本の安倍晋三首相は3日、内閣改造後の新閣僚リスト、自民党三役を発表した。新内閣の顔ぶれは対中友好姿勢を示すものとして注目されている。その代表的存在が総務会長に就任した二階俊博氏だ。中国と太いパイプを持つ二階氏は親中派の代表格。同じく親中派の谷垣禎一氏が幹事長に就任したこともあいまって、安倍首相が11月の日中首脳会談実現に本気であることをうかがわせる。安倍首相が今夏、靖国神社を参拝しなかったこともこの文脈で受け止めるべきだろう。

そしてもう一人の注目が小渕優子氏。経産相として入閣した。同氏はかつてブルームバーグの取材に答え、「父の影響で中韓との関係には特に努力しています。もし直接対話ができなければ、両国は日本に悪い印象を持つでしょう」を発言している。

習近平(シー・ジンピン)国家主席も9月3日の講話で抗日戦争勝利の重要性を訴えつつも、日中関係の長期的安定の必要性に理解を示していた。11月の北京アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議まであと2カ月。日中首脳会談実現への期待は高まるばかりだ。ただし世論が妥協を許さずに見送りになる可能性も否定できない。(翻訳・編集/KT)

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