韓国、仁川アジア大会成功は中国頼み?入国手続きを簡略化―韓国紙

Record China    2014年9月6日(土) 0時31分

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4日、仁川アジア競技大会を成功に導くため、韓国政府はこのほど、中国人観光客に対する入国手続き簡略化などの政策を発表した。資料写真。

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2014年9月4日、韓国紙・亜州経済によると、19日に開幕する仁川アジア競技大会を成功に導くため、韓国政府は中国人観光客に対する入国手続き簡略化などの政策を発表した。中国新聞社が伝えた。

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韓国法務部は3日、仁川アジア競技大会の成功支援をテーマとした会議を開催し、中国人観光客に対する入国手続の簡略化など、複数の大会支援政策を制定した。

それによると、9月15日から10月24日までの期間、中国政府が公務員などに発行している公務パスポートの所持者に対してノービザでの入国を認める政策を実施する。一般の中国人観光客については、関連部門が大会観戦チケット所持者向けのビザ発給専用窓口を設置し、優先的に処理を行うことによって大会観戦者の増加を目指す。

このほか、外国人観光客が仁川国際空港などを経て第三国へ航空機を乗り継ぐ(トランジット)場合、韓国政府はこれまで首都圏などでの72時間以内のビザなしの滞在を認めてきたが、大会観戦の利便を考慮し、この時間を120時間まで延長する。さらに、大邱国際空港でも同様のビザ免除政策を導入する予定。

また、選手やメディア関係者、国際競技大会や五輪の組織委員会の主要関係者、公式招待者などに対してもビザ免除政策を適用。仁川国際空港と金浦国際空港には大会関係者専用の出入国窓口を設置し、利便を図る。

韓国政府はこれらの優遇政策を採用する一方で、大会の安全を確保するため、出入国審査や滞在中の管理強化を図っている。(翻訳・編集/HA)

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