中国の「抗日戦勝記念日」、日本はどう見る?=大規模な式典に国内外のメディアが注目―北京市

Record China    2014年9月3日(水) 16時28分

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3日、中国は、抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利69周年記念日を迎え、北京市の「中国人民抗日戦争記念館」で大規模な式典が開かれた。これに関して、中国新聞網は香港や台湾メディアの反応を紹介した。写真は中国人民抗日戦争記念館。

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2014年9月3日、中国は、抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利69周年記念日を迎え、北京市の「中国人民抗日戦争記念館」で大規模な式典が開かれた。これに関して、中国新聞網は香港や台湾メディアの反応を紹介した。

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台湾・旺報は「中国の抗日戦勝記念日は、日本に敗戦の屈辱を忘れないよう呼びかけている。同じ屈辱を味わいたくなければ、歴史を直視する必要があると主張しているのだ。さらに、中国はどの国に対しても脅威とはなりえず、『中国脅威』を口実に軍拡し挑発を行えば、過去の二の舞になると警告している」と報じた。

さらに、香港・星島日報は、「通常、抗日戦勝記念日は文化人や地方政府および民間人が主な参加者。だが、69周年の今年はその例年以上の大規模な式典となった。中国の一連の活動に専門家は、“日本への対抗だけが目的ではない。対外的に中国のソフトパワーを示しているのだ”と指摘している」と伝えた。

一方、日本メディアも抗日戦勝記念日について取り上げており、習近平(シー・ジンピン)国家主席や李克強(リー・カーチアン)首相らが出席したと伝え、「大規模な式典で習主席が演説しないのは異例」と報道。さらに、習主席の演説がなかったのは、11月のAPEC(アジア太平洋経済協力会議)での日中首脳会談に向け、日本に配慮したと分析している。(翻訳・編集/内山

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