日印、ガンジス川の浄化計画で協力へ=汚水1日12億リットル流入の現状打開目指す―中国紙

Record China    2014年9月1日(月) 8時53分

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31日、日本とインドは、ガンジス川の水質浄化計画で協力することがわかった。来日中のモディ首相はこの計画を重視しており、1日の首脳会談で合意される見通しだ。写真はガンジス川。

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2014年8月31日、日本とインドは、ガンジス川の水質浄化計画で協力することがわかった。訪日中のモディ首相はこの計画を重視しており、1日の首脳会談で合意される見通しだ。新京報が伝えた。

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今回の計画はインド側から日本に打診があった。ガンジス川はインドの人口の8割が信仰するヒンドゥー教で「聖なる川」とされている。しかし、流域人口の増加、工業排水の流入などによって、世界有数の汚染された川となっており、水質の改善が長年の課題となっていた。ガンジス川は全長約2500キロメートルの国際河川で、浄化計画には様々な困難が伴うことが予想される。

モディ首相は5月の就任時に、ガンジス川の浄化を約束していた。インド政府は河畔にトイレ数千基を設置し、川が「公共下水道」となっている現状を打開する。ガンジス川両岸の都市では毎日30億リットルの汚水が発生し、12億リットルが未処理のまま流れ込んでいる。

このプロジェクトに対し、世界銀行は10億ドルの支援を決定しており、必要があれば追加の出資も行うとしている。インド政府は関連法の制定を進めており、今後、日本は新設組織やインド水資源省とともに計画の策定を進めていく。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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