米太平洋軍司令官「中国が地域を不安定にしている」=近海での活動を名指しで批判―米メディア

Record China    2014年9月1日(月) 8時8分

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28日、米軍太平洋司令部のロックリア司令官・海軍大将はハワイで開催されたフォーラムで、中国が南シナ海と東シナ海を不安定にしていると名指しで批判した。写真は中国国防部の楊報道官。

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2014年8月28日、米軍太平洋司令部のロックリア司令官・海軍大将はハワイで開催されたフォーラムで、中国が南シナ海と東シナ海を不安定にしていると名指しで批判した。AP通信の報道を環球網が伝えた。

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ロックリア司令官は各国記者に対し「中国は地域のリーダーであり、近い将来世界一の経済大国になるだろう。中国は地域の安全を作る責任があるが、ここ数年は反対のことをしているようだ」と語った。

ロックリア氏は8月19日に発生した南シナ海での中国機による米軍機への異常接近の話題には触れず、「昨年の南シナ海を見れば、中国が自国に有利になるように現状を変更していることは明らかだ」と語った。ロックリア氏は米中関係の80%は肯定的なものだとしているが、中国への批判は米軍の中国政府に対する不満を物語っている。

28日、中国国防部の楊宇軍(ヤン・ユィジュン)報道官は米国に対し、中国に接近しての偵察活動をやめるよう求めた。今後、中国機による妨害活動が増加することが予想され、中国では米国付近に偵察機を飛ばすべきだとの声も上がっている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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