中国物流・購買連合会は5日、5月の中国電子商取引（EC）物流指数を発表しました。指数は3カ月連続で回復し、過去6年で最高を記録しました。

5月の中国EC物流指数は前月比0．7ポイント高の113．9でした。サブ指数のうち、総業務量指数、農村業務量指数、物流時効指数、契約履行率指数、満足率指数、実質積載率指数は幾分高まりました。EC物流総業務量指数は引き続き上昇しました。地域別では、全国すべての地区で総業務量指数が幾分高まり、上昇幅が最大だったのは東部地区で、中部地区は全国平均を上回りました。

需要面では、アウトドアスポーツ、旅行用品、出前・飲食などの旅行関連EC消費が急速に伸び、EC物流総業務量指数は2．1ポイント高の129．8、農村業務量指数は1．8ポイント高の129．7で、前年同月比伸び率は30％近くになりました。また、今年半ばのネット通販セールが近づくにつれ、大手ECプラットフォームが事前に「ウォーミングアップ」していることも、EC業務量の増加に寄与しています。（提供/CRI）