青蔵鉄道が全線開通1周年、運んだ経済効果絶大―チベット自治区

Record China    2007年7月2日(月) 12時20分

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2007年7月1日、青海とチベットを結ぶ青蔵鉄道が全線開通1周年を迎えた。このほど公開されたデータから、鉄道が雪の高原にもたらした経済効果の大きさがうかがえる。

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2007年7月1日、青海とチベットを結ぶ青蔵鉄道が全線開通1周年を迎えた。沿線はどれほどの変化があったのだろうか?このほど公開されたデータから、鉄道が雪の高原にもたらした経済効果の大きさがうかがえる。

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観光面では、同鉄道を利用し、チベットを観光した人数が150万人を突破した。ユネスコの世界文化遺産に登録されているポタラ宮・ノルブリンカ宮・ジョカン(大聖寺)を参拝した人数が昨年より6万2000人増えて32万8000人に上った。また、自治区内に新たに国の文化財が8か所指定され、観光客向けにチベット式家庭風旅館が登場、今では30軒以上1000床になった。

経済面では、鉄道が実施した環境保護に対する沿線住民の満足度は96.9%と高い支持率。またチベットへの投資が進み、投資総額は40億元(約640億円)に上り、資金の払い込み率も33%から45%に上昇した。中央政府は2010年までにラサからシガツェまでの農村地帯に778億元(約1兆2448億円)を投入するとし、180の重要プロジェクトによる生活条件の改善を実施する。(翻訳・編集/WF)

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