福田元首相が日中首脳会談の必要性指摘、中国外交部「日本は政治的障害を取り除くべき」

Record China    2014年8月28日(木) 15時20分

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27日、中国外交部の秦剛報道官は、中国で習近平国家主席と極秘裏に会談した福田康夫元首相が、日中首脳会談の必要性を示したことについてコメントした。写真は14年4月、中国海南省で開催されたボアオ・アジアフォーラムに出席した福田元首相。

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2014年8月28日、中国新聞社によると、中国外交部の秦剛(チン・ガン)報道官は27日、福田康夫元首相が7月下旬に中国で習近平(シー・ジンピン)国家主席と極秘裏に会談したことについて、「日中関係を改善し発展させるという問題について中国の立場は一貫している」とした上で、「日本側は日中関係の発展に影響を与える政治的な障害を実際の行動で取り除くべきだ」とコメントした。

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福田元首相は27日、東京都内で講演し、7月下旬の訪中で習主席と会談したことを認めた上で、日中関係の悪化に中国側も危機感を持ち、日本との関係を改善したい意向を示したことを明らかにした。

福田氏はまた、11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で、日中首脳は会談する必要があるとの認識を示した。

これについて、秦報道官は「日中関係を改善し発展させるという問題について、中国の立場は一貫しており、変更はない。日本側もこの点は明確に認識しているはずだ」とした上で、「日本側は、日中関係の発展に影響を与える政治的な障害を実際の行動で取り除くべきだ」と述べた。(翻訳・編集/NY)

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