中国の「唐の石碑」返還要求は反日活動の一環か、存在すら知らなかった可能性も―中国メディア

Record China    2014年8月27日(水) 8時45分

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26日、皇居で保管されている唐時代の石碑「鴻臚井の碑」の返還を中国の民間団体が求めている問題について、一部の日本メディアは疑問を呈している。写真は中国民間対日賠償請求連合会の王錦思氏が提供した鴻臚井の碑の画像。

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2014年8月26日、参考消息網によると、日露戦争後に中国から日本に移され、皇居で保管されている唐時代の石碑「鴻臚井の碑」の返還を中国の民間団体が求めている問題について、一部の日本メディアは「団体が石碑の存在を知ったのは2カ月前に過ぎない」と疑問を呈している。

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同問題では、産経新聞が石碑の返還を求める団体の責任者が「2カ月前に初めて石碑のことを知った」と話したことを理由に「返還要求は反日活動の一環で、日本が中国から物を奪ったことを国内外にアピールする狙いがある」と伝えた。

これに対し、北京の日本専門家も「日中国交正常化から40年が経過し、これまで石碑の返還運動は起きなかった。今回民間団体が提起したのは奇妙だ」と指摘。華東政法大学の国際法学科教授も「日本が持ち去った文物は日本の公権力に帰属する。国際的には外交ルートを通じて返還を求めるのが普通だ」と述べている。(翻訳・編集/AA)

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