上海ディズニーランドは商業目的の撮影禁止―中国メディア

Record China    2024年4月27日(土) 9時0分

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25日、上遊新聞は、上海ディズニーランドで商業目的のカメラマンが追い出されたとの情報がネット上で流れ、同施設関係者が商業目的の撮影を禁止していることを明らかにしたと報じた。

2024年4月25日、中国メディアの上遊新聞は、上海ディズニーランドで商業目的のカメラマンが追い出されたとの情報がネット上で流れ、同施設関係者が商業目的の撮影を禁止していることを明らかにしたと報じた。

記事は、あるネットユーザーがこのほどSNS上で「上海ディズニーで商業目的のカメラマン数人が退園処分を受けた」とし、同園側の対応に「素晴らしいとしか言いようがない。こういった商業カメラマンは場所を長時間占拠するから」と述べていることを伝えた。

また、他のネットユーザーからも賛同の声が多く寄せられており、「本当にうざい。いいポジションをみんなやつらに占拠される」「メリーゴーラウンドで写真を撮ろうとしたら、商業目的カメラマンから『カメラに映るからどけ』と言われて憤慨した」「ショップの棚で延々と撮影し続けて、見たいぬいぐるみを見に行けなかった」とのコメントが見られると伝えた。

その上で、上海ディズニーのカスタマーサービス担当者が25日に「施設のルールでは、撮影が個人的な用途ではなく商業目的であれば認められないと規定されている」と紹介した一方で、今回の当事者に対して具体的にどのようなペナルティーが科されたかについては「年間パスポート保有者に規定違反があれば一定期間使用できなくなる可能性がある。当事者のカメラマンが年間パスポートや入園資格を取り消されるかどうかについては分からない」とコメントしたことを伝えている。

記事によると、上海ディズニーランドの利用客への告知事項には確かに「利用客がランドおよび付帯施設の運営を妨害しうる撮影機材、三脚などの関連ツールを園内に持ち込むことを禁止する。また、撮影、録音、ライブを含む活動に従事してはならないが、個人利用や非商業目的の場合は除く」と規定されているという。

記事は、北京ユニバーサルスタジオが昨年4月に無許可の商業利用撮影を禁止する方針を明らかにしたほか、北京市の故宮博物院も昨年6月に商業用撮影など参観、遊覧以外の活動を禁止する新たな規定を設けたと伝えている。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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