インドのモディ首相、訪日期間の延長を決定=国境問題で中国けん制か―インド紙

Record China    2014年8月27日(水) 10時30分

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24日、インド紙タイムズ・オブ・インディアは、インドのモディ首相が訪日の日程を1日延長することを決定したと伝えた。この動きについて、中国紙・環球時報は、中国に対する「大胆なシグナル」であると報じている。写真はインド・デリー空港の彫刻。

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2014年8月24日、インド紙タイムズ・オブ・インディアは、インドのモディ首相が訪日の日程を1日延長することを決定したと伝えた。この動きについて、中国紙・環球時報は、中国に対する「大胆なシグナル」であると報じている。

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モディ首相は訪日の出発日を8月31日から1日前倒しして、30日から9月3日にかけて東京と京都を訪問する。

今年5月のモディ政権発足後、最初の外遊先がどこになるかが注目を集めていた。日本も意欲を見せていたが、最終的に選ばれたのはインドの隣国であるブータンだった。モディ首相は当初7月3日から5日の日程を予定していたが、さまざまな要因により延期となっていた。今回の5日間にわたる日程は、近年のインド首相としては最長となり、対日重視の現れであると報じられている。

前首相のシン氏も訪日日程を延長したことがある。2013年5月、中印国境地帯で中国軍がインド側に侵入し、テントを設営するなどした問題が発生していた時期に、当時のシン首相は東京での滞在日程を1日延長し、中国への強いメッセージを送った。

最近になって、インドでは中印国境地帯で中国軍が越境したと報じられており、訪日期間の延長は中国をけん制する狙いもあるとみられている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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