いわゆる中国の「生産能力過剰」論は保護主義の口実にすぎない―中国外交部

CRI online    2024年4月25日(木) 12時20分

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中国外交部の汪文斌報道官は「一部の西側諸国が中国の『生産能力過剰』をしきりに非難している。このような、全く道理のない騒ぎ立てに、中国は断固として反対する」と述べました。

中国外交部の汪文斌報道官は24日の定例記者会見で、「最近、一部の西側諸国が中国の『生産能力過剰』をしきりに非難している。このような、全く道理のない騒ぎ立てに、中国は断固として反対する」と述べました。

汪報道官は、「新エネルギー産業を例にとると、中国の新エネルギー産業の生産能力はグリーン成長を推進するために必要な先進的な生産能力であり、生産能力過剰ではない。国際エネルギー機関(IEA)の推計によると、カーボンニュートラル目標を実現するには、2030年までにEVなど新エネルギー車の全世界での販売台数を2022年の4.5倍に当たる約4500万台に到達させ、太陽光発電の設備容量も大幅に増やす必要がある。現在の世界が直面している重要な問題は、新エネルギー生産能力の過剰ではなく、深刻な不足である」と指摘しました。

汪報道官はまた、「中国の新エネルギー産業の急成長は経済法則と市場のルールに沿ったものであり、補助金を利用した結果ではない」と指摘した上で、「中国の新エネルギー産業に『生産能力過剰』というレッテルを貼るのは、保護主義の表れだ。関係国が開かれた態度で、市場経済の原則と国際貿易ルールを適切に順守し、中国企業に公平、透明、開放、差別のないビジネス環境を提供するよう希望する」と述べました。(提供/CRI

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