中国機の異常接近問題、米国「中国と協力できなくなるわけではない」―米メディア

Record China    2014年8月27日(水) 17時35分

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25日、中国軍の戦闘機が南シナ海上空の国際空域で米軍の対潜哨戒機P8に異常接近した問題で、米国務省のサキ報道官は「米中両国が今後協力できなくなるわけではない」と述べた。写真は中国の殲(せん)11戦闘機。

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2014年8月26日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)によると、中国軍の戦闘機が南シナ海上空の国際空域で米軍の対潜哨戒機P8に異常接近した問題で、米国務省のサキ報道官は25日の定例記者会見で「米中両国が今後協力できなくなるわけではない」と述べた。

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今回の異常接近問題では、米国務省、国防省がそれぞれ中国側に抗議した。しかし、サキ報道官はケリー国務長官が今年に入って中国との戦略・経済対話に参加し、米中政府関係者が安全保障問題で協議を始めたことに触れ、「米国は今回の異常接近事件で人員の安全確保の必要性を改めて強調したが、米中が今後協力できなくなるわけではない」と語った。

サキ報道官はまた、「今回は特定のケースで、米国は中国に特別の懸念を表明した。しかし、それはわれわれが彼らとの関係を前進させられないわけではない。協力は継続し、さまざまな議題について力を合わせる方針だ」と話した。(翻訳・編集/AA)

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