スペインのマドリード動物園では、今月末に中国からジャイアントパンダの「金喜（ジンシ―）」と「慶茱萸（チンジューユー）」が到着して新たな生活を始めます。

このパンダ2頭は中国南西部の成都にあるパンダ基地からやってきます。長らくマドリード動物園で暮らしていたパンダの「花嘴巴（ホワズイバー）」の家族5頭は最近になり、中国に帰国しました。マドリード動物園では5頭の出発の前に、盛大な歓送式が行われました。

マドリード動物園で暮らすジャイアントパンダは初めてやって来て以来、地元民に愛される、中国とスペインの人々を結ぶ重要な絆の役割りを果たしてきました。動物園の責任者と飼育員によると、新たなジャイアントパンダの到着を前に、すでに十分な準備ができているとのことです。

マドリード市民のラファエロさんは取材に対して、「子供の頃にマドリード動物園でジャイアントパンダを見たことがある。今もはっきりと覚えている。私たちは次のパンダのパアの到着をとても楽しみにしている。できるだけ早く見てみたい」と話しました。（提供/CRI）