人民網日本語版 2024年4月10日(水) 23時30分
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貴州省の茶畑ではビッグデータで全過程のモニタリングを実現した。
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春茶の収穫シーズンを迎えた現在、「中国苔茶の里」と呼ばれる貴州省の石阡県茶産業センターに入ると、職員がビッグデータプラットフォームを通じ、竜塘鎮の約3333ヘクタールに及ぶ中核エリア茶畑の温度、湿度、病虫害などの状況をモニタリングすることにより、茶畑の成長具合を適時把握するとともに、茶葉生産の全過程のモニタリングとトレーサビリティーを実現している。中国新聞網が伝えた。
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同センター職員の呉葉青(ウー・イエチン)さんは、「石阡苔茶ビッグデータクラウドプラットフォームのデータ分析を通じ、竜塘中核エリアの3333ヘクタール茶畑はすでに最適収穫期を迎えた。茶葉企業に労働力を投入し収穫するよう通知する必要がある。現地の茶葉企業は通知を受けると直ちに茶農家を動員し収穫を行う。農家が主に収穫するのは価値が最も高い単芽だ。収穫期間が短いため、速やかに摘まなければ価値が大幅に下がる」と述べた。
ある茶畑で、農芸師はスマホを使い、ビッグデータクラウドプラットフォームを通じ、茶畑の温度が高く湿度が低いということをモニタリングした。そこでスマホで遠隔灌漑を行い、わずか数秒で操作を完了した。
石阡県茶産業センターの農芸師、王楓(ワン・フォン)さんは「この多機能気象ステーションは茶畑の温度、湿度、降水量、風の強さなどの気象資料をリアルタイムで収集するとともに、リアルタイムで更新し、石阡苔茶ビッグデータクラウドプラットフォームにアップする」と述べた。
ビッグデータクラウドプラットフォームの運営により、石阡苔茶の生産材料のコストが20%、人件費が25%削減され、企業の収益が約15%増になった。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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