海南島事件から13年、南シナ海での米中対立が再燃=中国「米国が緊張生み出している」―米紙

Record China    2014年8月26日(火) 1時30分

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22日、米紙ニューヨーク・タイムズは、中国軍機による米軍機への異常接近は、中国軍と米軍との緊張を高めることになると報じた。写真は空母「遼寧」から離陸するJ−11戦闘機。

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2014年8月22日、米紙ニューヨーク・タイムズは、中国軍機による米軍機への異常接近は、中国軍と米軍との緊張を高めることになると指摘した。24日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

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今回の異常接近事件は、2001年に海南島上空で起こった米軍機と中国軍機の衝突事件を思い起こさせる。それから13年後、中国軍は再び米軍に対し“高度な技”を披露した。今回の事件について専門家は、東・南シナ海では隣国との緊張状態が存在することから、中国にはこの海域での権力を誇示しようとする意図があると分析する。

米国防総省の報道官は今回の事件について「長期にわたって中国軍との関係を強化してきた努力を壊すおそれがある」として、中国軍高官との対話を目指していると語った。

米国と中国は南シナ海の航空、海洋の権利を巡って意見の対立が続いている。米国側は同区域が公海、国際空域であるとの立場を堅持しているが、近年、同海域で活動する米軍と中国軍の艦船が、複数回にわたって異常接近する事件が起こっている。

中国はこのほど、米国が南シナ海の緊張を作り出していると批判、同海域での挑発行為を凍結を求め米国が行った協議の提案を拒否した。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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