ロシアが掃除用宇宙船の開発へ=衛星など宇宙ごみの約4割は“中国製”―ロシア紙

Record China    2014年8月25日(月) 8時4分

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22日、ロシア紙イズベスチヤは、ロシアが衛星軌道掃除用宇宙船の開発を検討していると報じた。低軌道上に廃棄された衛星やロケットなどの大型ごみを廃棄する能力を持つ。写真は酒泉衛星打ち上げセンター。

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2014年8月22日、ロシア紙イズベスチヤは、ロシアが衛星軌道掃除用宇宙船の開発を検討していると報じた。23日、参考消息網が伝えた。

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掃除用宇宙船のプランはロシア宇宙開発計画(16年〜25年)に載ったもの。実際には18年から設計が始まる予定だ。掃除用宇宙船の性能だが、一度打ち上げれば10年間にわたり活動が可能。6カ月あたり、宇宙ごみとなった衛星やロケットなど10基を廃棄する性能を持つ。衛星の墓場と呼ばれる太平洋クリスマス島付近の海に落とすか、墓場軌道と呼ばれるより高い軌道に送り込むか、2つのプランが検討されているという。

宇宙空間のごみ、いわゆるスペースデブリだが、その最多の排出源となったのが中国。07年の衛星破壊実験で約2800個もの破片を生み出してしまった。低軌道上のスペースデブリのうち40%は中国由来のもの。米国27.5%、ロシア25.5%と続く。(翻訳・編集/KT)

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