中国メディアの光明網は29日、中国・江蘇省で高額が当せんした宝くじを女性が誤って洗濯機で洗ってしまう出来事があったと報じた。

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記事によると、女性は22日午後8時ごろ、友人2人と食事をした後、ふらっと宝くじ売り場に立ち寄った。まずスクラッチを買ったところ、女性は100元（約2000円）が当たった。気をよくした女性らは、「もし宝くじが当たったら大きな家を買って一緒に住もうか」など冗談交じりの話で盛り上がり、数字選択式の宝くじも購入することにした。

女性らは計4枚のくじを購入した。1人1枚ずつランダムで購入し、もう1枚は友人の夫が指定した番号を購入した。しかし、女性は翌日、うっかりくじをズボンのポケットに入れたまま洗濯機で洗い、粉々にしてしまった。

その後、購入した売り場から681万元（約1億4200万円）の大当たりが出たことが判明した。女性らは番号は控えていなかったものの、売り場の販売員が明かした購入情報から女性らが購入した4枚のうちの1枚が当せんしていることが分かったという。

女性は「心臓がドキドキして頭がぼーっとしました。当せんしたのは絶対に自分のくじではありませんようにって、心の中で祈り続けました。でも、起こってほしくないことほど起きてしまうもの」と話し、友人らのくじがすべて外れだったことを明かした。

女性は「このくじは破れる運命だったと思い、考えないようにしています。考えると胸が痛くなるので」と語ったという。（翻訳・編集/北田）