日本のドラマ、「不倫を奨励」と非難される―中国紙

Record China    2014年8月25日(月) 0時12分

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22日、「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」は主婦の不倫を描いたストーリーだ。敏感なテーマと独特の表現が話題を呼び、人々のモラルのボーダーラインにも挑戦している。資料写真。

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2014年8月22日、文化輸出の面で日本ドラマはすでに韓国ドラマの相手ではないが、話題性という意味では依然として強みを持つ。昨年夏の「半沢直樹」に続き、再び日本のドラマが中国で話題をさらっている。「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」は「平日昼顔妻」をテーマに、2人の主婦の不倫を描いたストーリーだ。ドラマはオープンな態度で主婦たちの不倫にいたる心の動きを描き、敏感なテーマと独特の表現が話題を呼び、人々のモラルのボーダーラインにも挑戦している。羊城晩報が伝えた。

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ネット利用者はドラマを楽しむ一方で、不倫を暴くテクニックについても論じている点が興味深い。まず、スーパーの買い物袋でチェックできる。夫がいつも買い物する店のものでない場合、あやしい。次に、1回だけベルが鳴って切れる電話は、愛人の存在を暗示している。

同ドラマはその過激さから「全員不倫」する成人向けドラマと評されている。中国のネット利用者によると、ゴールデンタイムに放映されているこのドラマの過激さは、過激さを売りにしていた深夜ドラマを上回るとコメントしている。例えば、吉瀬美智子は第1回ではホテルで不倫し、第3回では雨の中、ずぶ濡れ姿で男性画家を誘惑する。

もっとも、ハードな社会問題を扱いながらも、「昼顔」は日本ドラマの叙情性の伝統を引き継ぎ、極めてきめ細かな感性で日常生活や人間の心理を描いている。中年男女の不倫が初恋の爽やかさをまとっていることに観客は気づかされる。白い手すりごしの内緒話や、橋の上で恥ずかしそうに手をつなぐ姿、男性が跪いて女性の靴ひもを結ぶ様子、彼女が別の人と相合傘をしているのを見てやきもちを焼く姿など、もし2人が既婚であることを除けば、完全に純愛ドラマの場面だ。(提供/人民網日本語版・翻訳/YH・編集/TF)

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