中国のセシウム原子泉時計、誤差が2000万年で1秒未満に―中国紙

Record China    2014年8月24日(日) 19時50分

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22日、中国が開発したNIM5セシウム原子泉時計が審査に合格し、国際度量衡局が認可する標準時計の一つになり、国際原子時の修正に参与することになった。写真は中国計算科学研究院。

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2014年8月22日、中国が開発したNIM5セシウム原子泉時計が審査に合格し、国際度量衡局が認可する標準時計の一つになり、国際原子時の修正に参与することになった。これは中国がフランス、米国、ドイツ、イタリア、日本、英国ロシアの7カ国に続き、国際度量衡局に国際原子時の修正への参与が認められた国になったことを意味する。人民日報が伝えた。

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NIM5セシウム原子泉時計は中国計量院が開発した第2型セシウム原子泉時計で、不確定度は1.5×10−15、誤差は2000万年で1秒未満となっている。NIM5が世界に認められたことは、中国のセシウム時計の研究が世界先進水準に達したことを意味するが、先進国、特に米国との間にはまだ大きな開きがある。中国計量院はNIM6の開発に取り組んでおり、現在は調整段階に入っている。完成後の不確定度は5×10−16に達し、誤差は6000万年で1秒未満となる。

世界で統一的に使用されている世界時は、国際度量衡局によって提供されている。国際度量衡局は53カ国の70以上の時間実験室に分布する400台以上の原子時計から送られるデータの加重平均をとり、さらに同局が認可する少数の国の度量衡当局が保有する「世界最良の標準原子時計」データを参照し調整を行い、国際原子時を形成し、さらに閏秒の調整を経て世界時を形成する。

正確で信頼可能な時間調整システムは重要な基礎的・戦略的資源で、交通、金融、電力、モバイル通信、ネットワーク、衛星・測位などの安全に関わる。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/TF)



   

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