CMG、ボアオ・アジアフォーラムの場でAI技術による新作を発表

CRI online    2024年3月28日(木) 13時50分

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中央広播電視総台は27日、ボアオ・アジアフォーラムの会場で人工知能技術による新作発表会を開催しました。

中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)は27日、ボアオ・アジアフォーラムの会場で人工知能(AI)技術による新作発表会を開催しました。発表会では、AI技術を利用して制作した中国の古典や神話を内容とした作品の試写会が行われました。26カ国から来たメディアの記者は、中華の優れた伝統文化とAI技術の「素晴らしい出会い」を検証しました。

発表会ではまず、CMG傘下のCGTN(中国グローバルテレビジョンネットワーク)が翻訳を担当した中国初のAI全プロセス短編動画『中国の神話』の多言語版が紹介されました。『中国の神話』は全6話で、動画の美術やコマ回り、映像、音入れ、音楽はすべてAI技術によって完成されました。会場で上映された「嫦娥が月に奔(はし)る」の物語では、神話の人物である嫦娥が中国の月探査機「嫦娥5号」と時空を超えて会話をしました。

もう一つの創意工夫に満ちた作品は、CMG傘下のCCTVの5Gメディアである「央視頻」が制作した短編動画シリーズの「AIで古典を読む」です。このシリーズは歴史や文学、農学、茶学、医薬学などの中国の古典を素材にしています。発表会で上映されたのは、古典の『晋書』と『世説新語』に題材を取った、同シリーズ第1話の『周処、三害を除く』でした。

発表された3作目は、海外の若者向けにAI技術によって制作した作品『英雄とは古来 少年が成長したもの:哪吒(ナタ)紀伝』でした。

CMGはここ数年来、AI科学の研究機構や企業と協力して、共同で「央視聴メディア大モデル」を研究開発し、技術革新をアニメ制作や各種の番組制作に応用して制作効率を大幅に向上させています。CMGが自ら研究した各種のツールもメディア業界にサービスを提供しています。(提供/CRI

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