ボアオ・アジアフォーラム2024年年次総会が26日から29日にかけて、中国南部の海南省・ボアオで開かれています。多くの国からの参加者が、この年次総会は各界に交流のチャンスを提供すると同時に、中国の経験を学ぶ貴重な機会でもあると語っています。

ロシア科学アカデミー中国および現代アジア研究所のキリル・ババーエフ所長は、「ボアオ・アジアフォーラムには両国のビジネス界、産業界、学術研究の組織が集まり、互いに耳を傾けることができる。さらに重要なのは、相互理解ができ、今後の協力プロジェクトを計画することだ」との見方を示し、「もちろんながら、フォーラム期間中にいくつかの提案を提出する。これらの提案はロシアの政府とビジネス界によるもので、両国のビジネス界の協力を促し、新たなインフラ整備を進めることが目的だ」と説明しました。

アフリカからの政界や学界の有識者は、今回のボアオ・アジアフォーラムはアフリカ諸国が中国の経験を学ぶために貴重な機会を提供したと賞賛しています。ザンビアの経済学者の一人は、「中国の発展モデルは世界に対して大きな影響力を持つ。中国は世界のインフラ整備、特にアフリカに積極的な影響を与えている。このフォーラムはアフリカ諸国にとって、より先進的で効率的な中国の生産方式を学び、参考にする機会だ」と強調しました。（提供/CRI）