8年間でフルマラソン・ハーフマラソン完走者が250万人に―中国

人民網日本語版    2024年3月27日(水) 14時30分

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2023年末の時点で、中国全土で少なくとも250万人がハーフマラソンまたはフルマラソンを完走した経験があることが分かった。

中国陸上競技協会が22日に江蘇省無錫市で開催した2024年ロードランニング会議において、2023年末の時点で、中国全土で少なくとも250万人がハーフマラソンまたはフルマラソンを完走した経験があることが分かった。新華社が伝えた。

「2023中国ロードランニング大会青書」によると、2023年には多くの新ランナーがマラソンを完走した。中国陸上競技協会が統計をまとめ始めた2016年から2023年末までの8年間に、中国全土で少なくとも250万人がハーフマラソンまたはフルマラソンを完走していた。うち、フルマラソンを完走したランナーは延べ64万1700人で、2022年と比べて14万2700人増加した。ハーフマラソンを完走したランナーは延べ185万9000人で、2022年と比べて50万7500人増加した。

2023年、中国全土では800人以上が参加したロードランニング大会が699回開催され、参加者は延べ605万1900人に達した。開催される大会が最も多かったのは4月と11月で、いずれも100回以上開催された。全体的に見て、大会開催規模は新型コロナ感染症発生前にまで回復した。記録が公認記録として認められる大会は31省・区・市で開催され、うち最も多かった都市トップ3は江蘇省、浙江省、広東省だった。記録が公認記録として認められる大会に参加したランナーの数は延べ418万4200人と、こちらも2019年の(424万人)と比べてほぼ変わらぬ規模にまで回復した。

また、2023年はエリートランナーの記録も一般ランナーの記録も大きく伸びた。無錫マラソンでは何傑と楊紹輝がフルマラソン記録の中国国内記録を16年ぶりに塗り替え、楊は12月にも再びその記録を塗り替えた。また、一般ランナーを見ると、「スーパー一般ランナー」に認定されているランナーがすでに8万500人に達し、フルマラソンでサブ3(3時間以内にゴールすること)を達成したランナーも1万1897人に達した。

中国陸上競技協会の王楠(ワン・ナン)副主席は、「ロードランニング大会開催はスポーツ消費市場に活気をもたらすほか、各開催都市の経済成長を押し上げる面でも寄与している」との見方を示した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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