中国の電動マイクロバス、「アフリカの屋根」を走る

人民網日本語版    2024年3月19日(火) 16時30分

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エチオピアの首都アディスアベバの路上で、ドライバーのアダムさんが最近買い替えた真新しい電動マイクロバスの中から客を呼び、早めに満員にし出発しようとしていた。

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エチオピアの首都アディスアベバの路上で、ドライバーのアダムさんが最近買い替えた真新しい電動マイクロバスの中から客を呼び、早めに満員にし出発しようとしていた。アダムさんが運転する電動マイクロバスは中国のアモイ金竜旅行車が製造したもので、コンプリート・ノックダウン(CKD)でエチオピアに輸出された。現地企業ベレネ・ジンディ・メタル・エンジニアリング・カンパニーが組み立てと市場投入を担当。アディスアベバでは現在、アダムさんのように古くなったガソリン車と中国の電動マイクロバスに買い替えるドライバーが20人ほどいる。新華網が伝えた。

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アダムさんは、同クラスのガソリンエンジンのマイクロバスと比べると、電気自動車(EV)は騒音がより少なくコストパフォーマンスがより高い上、使用もより便利だと感じている。アダムさんは取材に、「昼食中にEVに40分充電する。以前と異なりガソリン代がかからなくなり、ガソリンスタンドで長い列に並ぶ必要もなくなり、毎日の収入も増えた」と述べた。

「私は異なるタイプの車を運転したことがあるが、このモデル(EV)は非常に独特だ。より快適で、大気汚染も減らせるからだ」。アダムさんは言い終えると、15人の乗客を乗せて発車した。うち大半の人がEV初体験だった。

アディスアベバの路上で撮影された電動マイクロバス(左から2台目)

ベレネ・ジンディ・メタル・エンジニアリング・カンパニーは電動マイクロバスの組み立てだけでなく、中国から輸入する全長12mにも達する電動バスも組み立てており、同国で増え続けるEVの需要を満たそうとしている。同社のシェバエ社長は、EVはエチオピアで広い応用の見通しがあり、現地市場に進出する中国製EVが増えることで、エチオピアの省エネルギー・排出削減の実現をサポートすると見ている。

シェバエ氏は、「当社は2023年中頃よりCKDの形で中国からEVを輸入している。この輸入方法により輸送費を大幅に削減できる。また完成車の輸入関税は約15%だが、この方式でEVを輸入するとほぼ0%になる。これはEVの発展を奨励し、関連技術の移転を推進するエチオピア政府の措置の一つだ」と述べた。

アディスアベバの工場で電動マイクロバスを組み立てる作業員

シェバエ氏は、「これらの電動マイクロバスの組み立てにより、さらに現地の雇用を促進できる。当社では約75人が216台の輸入電動マイクロバスの組み立てに加わった。これらの電動マイクロバスはすでに半分が売れている。購入者は都市公共交通サービス事業者や政府機関など」と述べた。

同社の生産マネージャーのアベラ氏によると、第1弾・50台の電動マイクロバスは、中国の同業者の支援を受け組み立てられた。アベラ氏は中国のEV技術分野における発展に対して称賛の意を示した。「中国の技術者はエチオピアを訪れ、理論的な知識や実践技能など、EV技術の知識をシェアしくれた。今後問題が生じた場合もリモートで中国の同業者に教えてもらえる」と話した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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