旅行予約数18倍に、甘粛省天水は「マーラータン」で話題沸騰中

CRI online    2024年3月18日(月) 17時50分

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甘粛省天水市が伝統的な屋台料理「マーラータン」で爆発的な人気を呼び、SNSなどで大きな話題を巻き起こしています。

昨年の山東省淄博のバーベキューブームとハルビンの氷雪ブームに続き、今年の春は西北部の甘粛省天水市が伝統的な屋台料理「麻辣燙(マーラータン)」で爆発的な人気を呼び、SNSなどで大きな話題を巻き起こしています。天水は甘粛省の省都蘭州と陝西省の西安から近く、高速鉄道で楽に行けるため、大勢の観光客を引き付け、先週末の天水への旅行予約数は一気に18倍も増加しました。

マーラータンとは、もともと四川省発祥の軽食の一つで、しびれるほど辛いスープに野菜や豆腐、春雨、肉、麺などの具材を入れ、一碗で食べられるスタイルで、1人用の簡易火鍋とも呼ばれています。天水では、マーラータン1食の平均価格は20元(約410円)程度です。

中国の大手フードデリバリーサイト「美団」と大手口コミサイト「大衆点評」のデータによると、天水でのマーラータンの注文量は3月に入って2月より140%も増え、「天水麻辣燙」についての検索量は13倍も増えています。また、先週末(3月16~17日)の天水の旅行(ホテルや民宿、景勝地の入場券、交通などを含む)関連の事前予約数は前年同期比18倍増で、全国平均レベルをはるかに上回っています。

実は、甘粛省のマーラータン関連企業数はそもそも全国でも上位に入ります。企業情報を検索するアプリ「企査査」によれば、中国で現存するマーラータン関連企業は19万600社で、ここ10年は全般的に登録数が伸びています。2023年の新規登録数は前年比25.51%増の4万1400社で、コロナ禍前の伸び率を上回りました。また、地域別に見ると、マーラータン関連企業数は東北の吉林省が2万3500社で全国1位となっており、黒竜江省と山東省がそれぞれ1万8200社と1万6800社で第2位と第3位を占め、甘粛省は第7位となっています。(提供/CRI

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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