中国の大学教授がChatGPTで書いた論文がそのまま掲載?―中国メディア

Record China    2024年3月18日(月) 13時0分

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17日、瀟湘晨報は、中国地質大学の教授が手掛けた学術論文について、チャット生成AI「ChatGPT」を使用した可能性がネット上で指摘されていることを報じた。写真は中国地質大学。

2024年3月17日、瀟湘晨報は、中国地質大学の教授が手掛けた学術論文について、チャット生成AI「ChatGPT」を使用した可能性がネット上で指摘されていることを報じた。

記事は、同大学の教授が発表し、国際的な学術論文データベースSCIに収録された論文(SCI論文)について、ChatGPT使用時によく表示される注意書きがそのまま記載されており、多くのネットユーザーが「AIを使って論文を書き、注意書きを消し忘れたのではないか」と疑問を提起していると紹介した。

そして、学術論文データベースを検索すると、問題の論文が「ランセット」「セル」など世界的な科学・医学系論文を手掛けるオランダの出版社エルゼビアが発行する学術誌「サーフェシズ・アンド・インターフェーシズ」の24年3月号に収載され、責任著者が同大学の教授になっていると指摘。論文のインパクトファクターは6.2以上で、単価は2360ドル(約35万円)となっており、論文のインストラクション部分にChatGPTのものと見られる注意書きが存在すると伝えた。

また、同大学の公式サイトによると、当事者の教授は同大学材料・工程学院のシニア教授で、論文著者としての署名回数が488回、手掛けた論文が引用された回数は1324回になっていると紹介。これまでに修士課程で33人、博士課程で2人を指導してきたとした。

その上で、同大学の関係者が16日に同紙の取材に対して「詳しいことはわからない」とのみ回答したこと、当事者の教授にメールで問い合わせを行ったものの記事執筆時点で返答がないことを伝えた。

記事によると、中国では昨年8月、AIを利用して学位論文を執筆する行為について相応の法的責任を問う内容を盛り込んだ「学位法」の原案が第14期全国人民代表大会常務委員会で提案され審議が進んでいるという。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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