中国が自動運転車で米国を打ち負かしているのはある機能のおかげ―米メディア

Record China    2024年3月21日(木) 5時0分

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米メディアのクオーツはこのほど、「中国が自動運転車で米国を打ち負かしているのはある機能のおかげ」とする記事を掲載した。資料写真。

米メディアのクオーツはこのほど、「中国が自動運転車で米国を打ち負かしているのはある機能のおかげ」とする記事を掲載した。

中国メディアの環球時報が15日、要約して伝えたところによると、記事はまず「ここ米国では、自動運転に関して、資金を絶えず投入することに夢中になっている人がいるが、それは骨折り損のくたびれもうけだ」とし、「無数の企業が無数のアプローチで、人間の行動の混乱をアルゴリズムによって容易に理解できるものに凝縮できることを期待して、この問題に取り組んでいるのに対し、中国は別のアプローチを採用している。すべての車が周囲で何が起こっているかを可能な限り理解できるようにするというもので、それが勝利の策であることが新しいテスト結果から分かった」と伝えた。

記事によると、米メディア、ワイアードのライターであるマーク・アンドリュース氏は、半自動運転機能を搭載した中国車3台をテストし、同等の米国の自動運転システムよりも優れていることを発見した。その理由は、米国の乗用車がまだ実装していないある機能、すなわちLiDAR(ライダー)に集約される。

同氏によると、自動運転に関する記事の見出しのほとんどを占めているのはテスラとゼネラルモーターズで、しかも大量リコール、ライセンス停止、支出削減、巨額損失などによるものがほとんどだ。しかし中国では、多くの企業が着実に、そしてはるかに成功を収めながら、別のルートを経由して同様の目的地に向かって進んでいる。米国で上場している中国の蔚来(NIO)、理想(Li Auto)、小鵬(XPeng)の3社はLiDARをはじめとするさまざまなセンサーを活用したアプローチを採用している。

記事によると、中国が開発した三つの競合する自動運転システム(NIOのNOP+、Li AutoのNOA、XPengのXNGP)の個別のレビューはすべて読む価値がある。これらの製品は、LiDARを使用したとしても人間の運転手の知覚と反応には劣るものの、そこ(人間の運転手)にさらに近づいている。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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