「岩壁の妖精」祁連山に200頭ものバーラル―中国

CRI online    2024年3月8日(金) 12時30分

拡大

甘粛省祁連山の国家級自然保護区の寺大隆自然保護ステーションの保護チームは、雪に覆われた斜面で餌を探したり追いかけあっているヤギ族の動物のバーラルの大群を撮影に成功しました。

甘粛省祁連山の国家級自然保護区の寺大隆自然保護ステーションの保護チームはこのほど、ドローンを使用しての巡視中に、雪に覆われた斜面で餌を探したり追いかけあっているヤギ族の動物のバーラルの大群を撮影に成功しました。個体数は200頭あまりとのことです。

バーラルの大群は雪に覆われた山の斜面でそれぞれが悠然としており、時に歩いて餌を探したり、時には走って遊んだりしていました。全体の光景は実に壮観で、春の祁連山に活力を与え、人と自然が調和して共存する素敵な画面を示してくれました。

バーラルは俗に石羊や青羊と呼ばれ、中国の国家二級保護野生動物に属します。いつも高山の裸岩地帯で活動しており、聴覚も視覚も鋭敏で動きが敏捷なために、「岩壁の妖精」とも呼ばれています。バーラルは群れを成すことが好きで、常に10頭以上あるいは数十頭が一緒に活動し、時には数百頭の大群を作ることがあります。

祁連山ではここ数年来、生態環境保護が強化され、生物多様性と野生動物の生息地の保護が効果を挙げて野生動物群の数と活動範囲が絶えず拡大し、シカ族のワピチやバーラルなどの国の重点保護野生動物が保護チームの視野に頻繁に入るようになりました。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携