<政協>宋秋委員、ユネスコなどと協力し国際無形文化遺産祭を世界的イベントに―中国

CRI online    2024年3月7日(木) 16時50分

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北京で現在開催されている中国人民政治協商会議第14期全国委員会第2回会議では、文化観光の推進や無形文化遺産の保護と振興が注目の話題となっています。

北京で現在開催されている中国人民政治協商会議第14期全国委員会第2回会議では、文化観光の推進や無形文化遺産の保護と振興が注目の話題となっています。四川省文化・観光庁副庁長で第14期全国政協委員の宋秋氏は今回の会議で、「国際無形文化遺産祭をユネスコなどの国際組織と協力して開催し、その長期的なメカニズムを形成する」という提案をしました。

四川省では、2007年からこれまで8回にわたって「成都国際無形文化遺産祭」が開催されました。その中で展開されたイベントは累計3000回以上、出展された無形文化遺産プロジェクトは1万件以上に上り、135の国・地域と非政府組織の代表4000人余りと国内の代表5万人余りが参加しました。

宋委員は「四川省には伝統芸能の変面、綿竹年画、瀘州油紙傘など159の国家無形文化遺産がある。ジャイアントパンダ、三星堆、蜀道など、知名度の高い文化・旅行資源も豊富にある。今後、成都国際無形文化遺産祭は、さらに活動内容を豊富にしつつ、国際的な影響力を持つパレードなどを取り入れたブランディングを行っていく」と語りました。

今回の会議で宋委員は、ユネスコなどの国際組織や友好都市との協力を強化することで、「国際無形文化遺産祭」を世界的なブランドに成長させ、世界各都市での開催も視野に入れた長期的な開催メカニズムを形成し、文化遺産の保護と振興に関する成果文書の持続的な発表を推進することを提案しました。

四川省は1980年代に日本の広島県、山梨県と友好提携を結んでいます。宋委員は日本の人々に向けて「パンダの故郷である四川省をぜひ訪れて下さい。成都国際無形文化祭への参加も大歓迎です」とメッセージを寄せました。(提供/CRI

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