<政協>丁亜琳委員 農村地域で高齢者向け公共フィットネス施設普及を推進

CRI online    2024年3月6日(水) 17時20分

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北京で現在開催されている中国人民政治協商会議第14期全国委員会第2回会議では、国民生活に密着したさまざまな提案が提出されています。写真は全国政協委員・湖北省体育局の丁亜琳副局長。

北京で現在開催されている中国人民政治協商会議第14期全国委員会第2回会議では、国民生活に密着したさまざまな提案が提出されています。湖北省体育局の丁亜琳副局長は昨年、全国政協委員に選出されて以来、農村地域における公共フィットネス施設の普及に特に関心を持ち、今回の会議で「農村地域の高齢者向け公共フィットネス施設に関する取り組みの強化」という提案をしました。

丁委員はインタビューの中で、「政協委員という職務を果たすべく、ここ1年間は湖北省の多くの地域を訪れ、高齢者向けフィットネス施設の建設・使用状況を、約900人を対象に調査・研究してきた。特に高齢化が進む農村地域では、競技場施設の老朽化や専門指導員の不足により、フィットネスのニーズを満たすことが難しいと気づいた。この現状を解決するため、政府と社会全体が関心を持ち、サポートする必要がある」と話しました。

丁委員は具体的な実施案として、「まずは公共フィットネス施設、特に高齢者に適した施設を増やす必要がある。また、社会の力を借りて、専門指導員や施設の管理運営のレベルを高め、フィットネスサービスの質を向上させなければならない」と示しました。

丁委員は、「今回の政府活動報告は、国民生活を確実に保障・改善し、公共サービスレベルを絶えず向上させ、国民の生活を精神面で豊かにさせることに言及している。フィットネス活動もその一環といえるため、青少年はもちろん、高齢者のフィットネス活動もきっと今後ますます重視されるだろう。これは、スポーツ強国の建設、新時代のスポーツ活動の目標と方向性に一致している。今回の提案を通じて、より多くの高齢者がスポーツを楽しむことにつながると期待している」と語りました。(提供/CRI

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