イーサン・ルアン主演の台湾映画「周処除三害」、中国でも記録的なヒット作へ

anomado    2024年3月4日(月) 11時30分

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イーサン・ルアン主演の台湾映画「周処除三害」が中国でも人気を集め、これまでに劇場公開された台湾映画の中でも記録的なヒット作となるのは間違いないとみられている。

イーサン・ルアン阮經天)主演の台湾映画「周処除三害(周処、三害を除く)」が中国でも人気を集め、これまでに劇場公開された台湾映画の中でも記録的なヒット作となるのは間違いないとみられている。

中国で公開中の「周処除三害」は、香港の映画監督ウォン・ジンポー(黃精甫)が手がけたバイオレンスアクション映画。主人公のモデルは1980年代、台湾で「10大射殺犯」の1人に数えられた劉煥栄(リウ・ホワンロン)で、イーサン・ルアンが演じている。また、タイトルにある「周処」は幼少時に悪童として名をはせた三国時代の武将・周処(しゅう・しょ)のことで、「周処除三害」は京劇の演目としても知られる。

犯罪を描く映画だけに血なまぐさいシーンも多く、中国では公開前に問題場面が多く削除されたことも話題に。また、台湾の国旗や民国紀元、台湾の最高行政機関「内政部」の文字も消えるなど、オリジナルからはかなり手を加えられた形となっている。

中国では1日から公開されているが、公開初日に観客動員数ランキングでいきなりトップに。2日目には興行収入が4800万元(約10億円)を突破し、1日の興行収入額では、春節(旧正月)以来ヒットを続けている中国映画「飛馳人生2」に肉薄する数字に。3日目には興行収入が早くも1億元(約21億円)を突破し、すでに台湾での最終的な興行収入額3500万台湾ドル(約1億7000万円)の10倍を示している。

一部の中国メディアは「周処除三害」の興行収入が早い段階で4億元(約83億円)を突破すると予想しており、中国で公開された台湾映画で歴代2位の「私の少女時代-Our Times-」(2015年)の記録を抜くのは確実で、さらにはトップに君臨する「悲しみより、もっと悲しい物語」(18年)に「挑戦することになる」と報じている。(Mathilda

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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