年に一度の全国人民代表大会（全人代）と中国人民政治協商会議（政協会議）の開催を控え、「中国式現代化の推進」というキーワードが各国から注目されています。各国の有識者は、中国式現代化の推進は中国自身にとって大きな意義を持つだけでなく、他国にとっても重要な参考となるとの見方を示しました。

ナミビアの与党・南西アフリカ人民機構（SWAPO）党員のフランス・クーリック氏は、「中国の現代化の道、経済発展の方式は、社会全体にプラスの影響をもたらしている。科学技術のさまざまな分野で、中国は最先端を走っている。これはわれわれが学ぶ必要がある点だ」と述べました。

ギリシャの欧州・外交政策基金のツォゴポロス上級研究員は、「2023年の中国経済は予想を上回った。世界銀行や国際通貨基金（IMF）などの国際機関は、中国が成し遂げた成果を認めている。経済の安定した発展は中国と中国の民衆にとって重要な意義を持つだけでなく、世界経済にとっても極めて重要である」と語りました。

また、ドイツの電気会社ハーティングのノルベルト・ゲルメク業務執行取締役は、「中国の質の高い発展は勢いが良く、スピードが速く、十分な活力を持ち、革新力も強い。中国は持続可能な発展を非常に重視しており、われわれは中国のイノベーションに参加したい」と述べました。（提供/CRI）