中国の新たな代表的な製品、「地上宇宙ステーション」が検収に合格

人民網日本語版    2024年3月1日(金) 11時30分

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ハルビン工業大学と中国航天科技集団が共同で建設する宇宙環境地上シミュレーターが27日、黒竜江省ハルビン市で検収に合格した。

ハルビン工業大学と中国航天科技集団が共同で建設する宇宙環境地上シミュレーターが27日、黒竜江省ハルビン市で検収に合格した。これは中国の宇宙分野初の国家重要科学技術インフラだ。新華社が伝えた。

「地上宇宙ステーション」と呼ばれる宇宙環境地上シミュレーターは、第12次五カ年計画(2011-15年)期間に建設が始まった国家重要科学技術インフラの一つだ。真空、高温・低温、荷電粒子、電磁放射、宇宙塵、プラズマ、弱い磁場、中性ガス、微小重力という九つの宇宙環境要素をシミュレートできる。宇宙分野の重要基礎的科学技術問題に焦点を当て、宇宙の総合環境と宇宙船、生命体、プラズマの作用の科学分野の大型研究拠点を構築することが目的だ。

宇宙環境地上シミュレーター常務副総指揮を務めるハルビン工業大学宇宙環境・物質科学研究院の李立毅(リー・リーイー)院長は、「これは宇宙でしか行えなかった多くの実験が、将来的に地上で行えるようになることを意味する」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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