2014年8月19日、違法薬物使用の疑いで拘束された俳優ジェイシー・チャン（房祖名）に、8年間の使用歴があることが明らかになった。聯合報が伝えた。

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ジャッキー・チェンの長男で俳優ジェイシー・チャン（房祖名）、台湾の若手俳優コー・チェントン（柯震東）らが今月15日、違法薬物使用の疑いで北京公安局に身柄を拘束されたことが明らかに。ジェイシーの自宅マンションから、約110グラムの大麻が発見されている。

国営テレビ・中央電視台（CCTV）のニュース番組で19日、2人が取り調べを受ける様子が公開された。ジェイシーの供述によると、初めて大麻を吸ったのは2006年で、オランダでのこと。なお、オランダでは大麻が合法となっている。「最初はクセになるとは思っていなかった。でも一度経験すると、完全に断ってしまうのは難しい」と語っており、8年間も使用してきたことが明らかになった。

番組ではジェイシーの自宅内に公安局が入る場面の映像も公開。「置き場所は？」「金庫の中」「中身は？」「大麻です」と、ジェイシーとの間で生々しい会話が交わされている。

コー・チェントンの供述によると、最初に吸ったのは2012年で、ジェイシーの自宅でのこと。「大麻と聞かされ最初は驚いたが、彼と仲がよかったこともあり、『何でもない』と思って一口だけ吸った」と語っている。

ジェイシー拘束をジャッキーが聞いたのは、滞在先の英国だった。話を聞いて激怒し、スケジュールを急きょ変更して北京に戻り、今後の司法処理について準備を進めているという。19日、拘置所にジャッキーが訪れるとの情報があり、大量のメディアが押し掛けたが、姿を見せることはなかった。（翻訳・編集/Mathilda）