中国外交部の毛寧報道官は22日の定例記者会見で、世界でリスクと試練の出現が相次いでいる中で、発展途上国の間では団結と進歩を図り、外部干渉に反対し、共に自らを高めるという意思が日増しに高まっていると述べ、だからこそBRICSは新興市場と発展途上国から広く認められ、国際政治における前向きで安定し、かつ上向きな力になっているとの考えを示しました。

報道によると、ベネズエラのマドゥロ大統領はこのほど、戦争、干渉、人種絶滅、人種優越に満ちた旧植民地世界がBRICS諸国の率いる新たな世界に取って代わられると表明しました。毛報道官は同件について、「BRICS諸国は新興市場と発展途上国の協力の重要なプラットフォームとして、多国間主義の維持、グローバル経済ガバナンスへの積極的な参加、国際秩序がより公正で合理的な方向に発展するよう一貫して推し進めてきた。BRICS協力が開放的で包摂的、協力・ウィンウィンを提唱したのは、共に発展することや普遍的繁栄を実現するためだ。中国は各方面とともにBRICSの戦略パートナーシップを引き続き深め、各分野の実務協力を積極的に広げ、グローバルガバナンスの枠組みがよりバランスがとれて有効なものになり、世界の平和と発展のためにより多くのBRICSとしての貢献をすることを望む」と紹介しました。（提供/CRI）