中国外交部の毛寧報道官は22日の定例記者会見で、欧州は中国の特色ある大国外交の重要な対象であり、中国式現代化を実現する重要なパートナーでもあると述べました。

記者会見では、記者が先日の王毅外交部長の欧州歴訪に言及して、「今回の訪欧ではスペインとフランス訪問のほか、ミュンヘン安全保障会議に出席した期間中にセルビア、ドイツ、英国、ポーランドなどの欧州諸国の指導者と外相、欧州連合外務・安全保障政策上級代表と会談した」と指摘しました。毛報道官は同指摘に対して、現在の世界は新たな激動変革期に入り、中欧関係の戦略的意義と世界的影響がさらに際立つようになったと述べた上で、「われわれは欧州側が中国の超大規模市場のチャンスを分かち合い、中国の高水準かつ制度型の開放プロセスに積極的に参加することを歓迎する。欧州諸国が中国の質の高い発展の中でますます多くの協力チャンスを得られると信じる」と述べました。

毛報道官はさらに、「中欧双方は将来を見据えて、一貫してパートナーを中欧関係の主たる基調とし、協力を中欧関係の主旋律とし、「求同存異（相違点を容認しつつ共通点を求める）」と「聚同化異（一つにまとまり違いを解決）」を堅持して、中欧の関係が安定しつつ前進するように推し進める」と述べました。（提供/CRI）