世界貿易機関（WTO）の第13回閣僚級会議が2月26〜29日、アラブ首長国連邦のアブダビで開催されます。中国商務部の何亜東報道官は22日、「中国は各方面と協力を強化し、会議がより多くの実務的成果を上げるよう推し進めたい」と述べました。

何報道官は、「第13回閣僚級会議はWTO改革が着手されてから初めての閣僚級会議だ。王文涛部長が中国代表団を率いて出席する。目下のところ世界経済の回復は緩慢で、貿易を成長させる力が不足している。食糧とエネルギーの安全、気候変動、発展の不均衡などの世界的な課題も増えている。WTOは多国間主義の重要な柱であり、世界の経済ガバナンスの重要な舞台であり、世界が直面する共通の課題と試練に対応するために積極的に貢献することができる」との考えを示しました。

さらに、「中国は普遍的恩恵をもたらす包摂的な経済グローバル化を提唱し、真の多国間主義を実践し、多国間貿易体制を揺るぎなく守り、WTO改革に全面的に深く参与し、WTOがよりよく役割を果たすことを支持する」と述べました。（提供/CRI）