「台湾人にとって非常な侮辱」、日本の国立国会図書館サイトの表示に抗議―台湾メディア

Record China    2024年2月20日(火) 16時0分

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台湾メディアの太報は19日、在日台湾人団体が日本の国立国会図書館に抗議したと報じた。

台湾メディアの太報は19日、在日台湾人団体が日本の国立国会図書館に抗議したと報じた。

報道によると、在日台湾人による民間団体・全日本台湾連合会は18日、X(旧ツイッター)アカウントで国立国会図書館に抗議文を送ったことを明かした。同団体によると、国立国会図書館の英語版サイトで利用者登録時の「居住国」の選択肢が「TAIWAN,PROVINCE OF CHINA(台湾、中国の省)」と表示されているという。

同団体は抗議文で、「台湾人利用者が登録する場合、自分の国台湾を『中華人民共和国台湾省』と認めなくてはならないような仕組みになっています。これは台湾人にとって非常な侮辱であり、また事実とも著しく異なります」と主張。「TAIWAN,PROVINCE OF CHINA」の表記を「TAIWAN」に是正するよう強く求めている。

また、太報の20日付記事によると、台湾外交部の劉永健報道官は同日、「日本語版のサイトでは正確に『台湾』と表示されるが、英語版のサイトでは誤った『中国台湾省』と表示されることを外交部も確認した」とし、すでに日本における窓口機関である台北駐日経済文化代表処に対して(日本の)国立国会図書館に厳正に抗議するよう指示を出したことを明かした。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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